Distileri

Aberlour

Speyside, Scotland · 1879'den beri

アバラワー蒸留所は、スコットランドのスペイサイド地方、スペイ川沿いのチャールズタウン・オブ・アバラワーという小さな村に静かに佇んでいる。1879年にジェームズ・フレミングによって創業され、その名はゲール語で「せせらぎの口」を意味する。仕込み水にはリン・オブ・ルースリーの湧き水を使用しており、その清澄さがウイスキーの質に大きく貢献している。アバラワーの個性を語る上で欠かせないのが、オロロソやペドロ・ヒメネスといったシェリー樽での熟成へのこだわりだ。ドライフルーツ、シナモン、ダークチョコレート、温かみのあるスパイス——これらが複雑に絡み合い、スペイサイドらしい豊かな甘みを形成している。カスクストレングスで加水も冷却濾過もせずにリリースされる「ア・ブーナ」は、ウイスキー愛好家から特に高い支持を集めるシリーズだ。10年、12年、16年、18年という基本ラインナップは、それぞれの熟成段階における表情の違いを丁寧に示している。現在はペルノ・リカール傘下にあるが、職人的な造り手の精神は変わらず受け継がれている。

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